新婚生活に向けた新居選び、気をつけたいことは?【名古屋事情】
2019.10.10
春や秋は、結婚のベストシーズンですよね。
これから新婚生活を始める方もいらっしゃるのではないでしょうか。
新婚生活に向けた新居選び、一体どのようなことに気をつけたら良いのでしょうか?
日頃から多くのマンション管理に携わっている管理会社のスタッフがご紹介したいと思います。
① 夫婦で住む際の家賃帯を考えよう
新婚時は、夫婦共働きを設定して、家賃を高めに考える方が多いかもしれません。
しかし、妊娠や出産で奥さんが仕事を辞めないといけなくなったという話は、周囲でもよく耳にします。
最初からムリな家賃設定をせず、1人の収入でもやっていけるような家賃帯で住まいを探してみましょう。
② 結婚後は車での生活?公共交通機関での生活?
週末の利便性より、平日の利便性を考えて、住まいを選ぶと良いと思います。
平日は車通勤の場合、あえて高い家賃を支払って、駅近物件を探す必要はありません。
夫婦ともに公共交通機関を利用して通勤する場合は、駅近物件やバス停に近い物件を選ぶのがおすすめです。
毎日、通勤時に駅まで自転車を利用したら、自転車置場代が案外高かったという話も聞くことがあります。
③ 間取りはどうしたらいい?
新婚時の夫婦だけの生活の場合、1LDKの間取りでも十分快適に生活できます。
しかし、2人分の荷物ともなると、思っていたより量が多くなることもあります。
また、出産などで家族構成が変わることを考慮すれば、2LDKや2DKの間取りを選んでおくほうが、先々に転居の必要がないかと思います。
④ ペットと一緒の生活はできる?
自分はペットを飼っていないけれど、奥さんがペットを飼っていて、新婚生活はペットとの生活が始まることに。
このような場合は、マンション選びの際に、ペット飼育可能かどうかを必ず確認しておきましょう。
また、結婚したらいつかペットを飼おうと計画している場合も、確認しておくと良いと思います。
⑤ 一般的には嫌がられる条件が、むしろ好都合なことも
最近では、1階の部屋や和室のある部屋は、一般的に敬遠されることが多いです。
しかし、新婚さんの新居選びの時は、そのような条件がむしろ好都合であるケースもあるのです。
小さな子どもが部屋の中を走り回ったりすることを考えると、子育て世代にとって、1階はとても魅力的です。
また、赤ちゃんをベビーベッドで寝かせるのではなく、布団を敷いて大人と一緒に寝るケースも多く、そんなライフスタイルには和室は利用がしやすいものです。
畳はクッション性があり、フローリングより柔らかいので、オムツ替えや遊びのときに、安心して利用できます。
また、積み木などのおもちゃで遊ぶ時も、畳は音も抑えることができますね。
⑥ 実家との距離は?
実家が近くにあると便利です。
慣れない新婚生活も、実家のサポートで助けられることも多く、特に育児のサポートを受けるケースも多いものです。
実家からの距離やアクセスの仕方も、住まい選びには欠かせません。
⑦ 靴箱は何足くらい入る?
独身生活から新婚生活に変わって驚くことが、靴の量です。
洋服もそうですが、靴も2人分だと量が増えます。
部屋は広めでも、それに比べて靴箱が小さすぎると、靴の収納がとても難しいです。
靴を部屋の中に置くわけにもいかないので、靴箱の容量は見るべきポイントの一つです。
そもそも選んでいる部屋が、単身向けなのかファミリー向けなのかは、部屋の大きさもありますが、靴箱の収納容量も見極めのポイントです。
⑧ 洗濯機置場は室内?屋外?
洗濯機の置場が室内なのか屋外なのかチェックしましょう。
新婚生活で新しい家電を購入しても、洗濯機置場が屋外の場合、すぐにボロボロになってしまいます。
上手に買い物ができるように、洗濯機置場の場所はあらかじめ確認しておきましょう。
⑨ 月々の家賃がもったいない…分譲マンションや戸建てを購入するのは?
結婚後のライフスタイルや家族構成がしっかりとわかってから、分譲マンションや戸建てを購入するほうが良いと思います。
まずは、賃貸マンションに住み、数年間は様子を見ながら、予算やエリアや間取りなど、ゆっくりと購入の計画を立てましょう。
⑩ 駐車場の有無は?
名古屋の街は、車社会と言われています。
公共交通機関の利用も便利ですが、車の利用も多いのが特徴です。
賃貸マンションに駐車場があるのか?来客者が車を停めることができる駐車場は近隣にあるのか?
そのような目線でも、ぜひチェックしてほしいですね。
⑪ 更新料は必要?
名古屋では賃貸マンションの更新料が必要なケースとそうでないケースがあります。
同じ条件のマンションで探していても、更新料があるかないかでは、先々の出費が変わりますね。
更新料がない物件は、狙い目ですよ。
管理会社の目線で、新婚さんが新居選びのときに、ぜひ参考にしていただきたい内容をご紹介しました。
結婚をする半年ほど前から物件選びを始めると、新築物件や掘り出し物の物件を探すことができたりします。
挙式前には住まいが整い、荷物も収めて生活ができる状態だと、とても便利だと思いますよ。