本気で子育てと仕事を両立させたい!名古屋で働く女性が住まい選びで見るべきポイント

2020.10.30

今の日本では、仕事をもつ女性の割合が上がり、専業主婦の割合が少なくなってきています。
新型コロナウイルスの影響により、今後もますますその傾向が強くなることでしょう。
世帯収入をあげるためには、夫婦共働きが一般的な解決策となってくるのも現実です。

 

では、実際にフルタイムで働く女性は、子育てと仕事を両立するために、どのような住まいの環境を求めているのでしょうか?
どのような環境があれば、仕事と家庭の両立がしやすいのか、生の声を交えてお話したいと思います。

 
 

1. 駅近物件のニーズが高まる

働く女性は、朝起きて出社前までの時間、仕事が終わって帰宅してからの時間を家事や育児の時間にあてているので、その時間の確保と効率を追求します。
そのため、通勤時間を短縮し、利便性が高い駅近物件を求めやすい傾向があります。
職場まで徒歩圏内や車通勤といった特別な理由がない限り、公共交通機関を利用して出社することが一般的ですので、どうしても駅に近い住まいを選ぶことになるでしょう。

 
仕事と家庭との両立のためには、1分1秒も惜しいという女性は多いと思います。
オフィス街や中心部に近い物件であること、職場に近い物件であることがニーズとしては高まります。

 

2. 近くにスーパーマーケットやドラッグストアがあるエリア

食材や日用品の日々の買い物も大変ですよね。
週末に買いだめをしても、子育て世代は消費量も多く、一週間分を一度に買うのも難しいこともあるため、平日に買い足しをすることになります。
そのような場合、大型のスーパーマーケットというわけではなく、規模が小さくても夜遅くまで開いているスーパーマーケットなどのニーズが高いです。
ちょっとした日々の買い足しに役立つお店が、住まいの近くにあるのは好都合です。

 

3. トワイライトスクールや学童保育などが充実している学区

子育てと仕事を両立するうえで、重要になってくるのが、放課後の子どもの過ごし方です。
名古屋市では、トワイライトスクールが設置されていたり、学童保育が充実している学区のニーズが高いようです。

 
学童保育には、親が運営する学童保育や、親の負担が少ない民間の学童保育など、様々な種類のものがあります。
中には送迎付きのものもあるので、それぞれの家庭にあう学童保育を見つけることも大切です。
また、子どもが放課後を毎日快適に過ごすことができるように、住まいの場所や環境を選ぶことも大事です。

 

4. 学習塾などが充実しているエリア

子どもが中学生や高校生になると、学習塾や習い事に通うケースも多くなるでしょう。
学校から帰宅して塾や習い事までの時間で食事をし、準備をして出発をするというような場合が多いかと思います。
そのため、遠方にあると時間に余裕がなく、子どもが通うだけでも負担になってしまい長続きしません。
 
学習塾や習い事ができるだけ負担にならないためには、住まいの身近でできる環境が好まれます。
また、遠方ですと親が送り迎えをする場合もありますので、親の負担が少ないエリアで選ぶケースも多いです。

 

5.マンションも戸建ても、宅配ボックスはニーズが高い

マンションでは、宅配ボックスが設置されているところが多いですが、戸建てでも、近年宅配ボックスの需要が増えています。
仕事で日中不在にしている分、宅配ボックスの需要は高まります。
また、新型コロナウイルスの影響により、人との対面を避けるという意味でも、今後ますます需要は高まるでしょう。

 

6.保育園や延長保育のある幼稚園がある地域

毎日の送迎で負担になるのが、保育園や幼稚園です。
家から近い場所にあるのか、職場近くにあるのかなど、生活の領域にあることが大切です。
保育園や幼稚園などは、送迎で多くの時間も有するため、生活圏内にあることも便利ですね。

 

7.病院が近くにある

子育てをしていくうえで、病院が近くにあるというのも重要です。
仕事が終わって子どもを病院に連れていくケースを考えると、近くに病院がない場合、診療時間内に通院することができません。
かかりつけ医が身近にあることは、子育ての中で安心できるポイントになります。

 
子育てと仕事を両立してきた方の話を聞くと、子どもが小さい頃は、保育園の送迎に始まり、集団生活により病気をもらうことも多く、度重なる病気やケガによる通院、それに加えて一般的な家事の業務がのしかかり、何度も子育てと仕事の両立ができないのでは?と思うことも、実際あったようです。

 
子どもが小さい頃の悩みも当然大きいのですが、成長をしていくうえで、子どもの地域との関わり、塾の送迎や進路、子どもの一人時間の過ごし方など、住まいの環境が大きく関わってくるため、別の視点での悩みというのも生じてきます。

 
女性であれ男性であれ、いったん社会に出てしまうと、子どもがいるかどうか、結婚しているかどうかなどといったことは、取引先の会社やお客様には一切関係ありません。
とはいうものの、子育てに関しては、どうしても防ごうとしても防ぎきることのできないこと、予期できないようなことなど、不測の事態も発生してしまうので、職場や周囲の方々の配慮なしには、乗り越えることができないことも多くあると思います。

 
一方では、働く女性、共働き世帯としても、周囲や社会になるべく迷惑をかけないように、子育てと仕事が両立できるようにと、自ら環境を整備することは大切なことです。
フルタイムで働く女性が、本気で子育てをしながら、仕事を続けていくことができるためにも、自ら生活の環境を整え、より仕事が続けやすいスタイルを築いていくことが大切ではないかと思います。

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