賃貸マンションの引越し。事前準備しておくと良い事とは?
2021.12.14
今住んでいる賃貸マンションから引越しする予定がある時。
あらかじめどのような準備をしたら良いでしょうか?
①転居先を決め契約を進める
一般的には、賃貸マンションの引越しとなると、転居先を決めてからになりますね。
まず、最も重要なことは、転居先を決め契約を進めることです。
「いつから新居の契約ができるのか?」「いつから新居に住むことができるのか?」をしっかり決めましょう。
②賃貸マンションの契約書の確認
その後、今住んでいる賃貸マンションの契約書の確認が必要となります。
現状の契約は、個人契約であるのか?勤務先の法人契約であるのか?
契約者が誰なのかについても確認が必要です。
法人契約の場合、入居者の方からでは、解約の申し込みが成立しないことも多くあります。
必ず法人の窓口の方にご対応をお願いしてください。
解約予告日は1か月前予告や30日前予告、また3か月前予告など、様々なケースがあります。
入居期間が短い場合、一定の期間内に解約をする場合は、短期解約違約金など、違約金の支払いが発生するケースもあります。
契約書の解約予告日を確認すると同時に、特約事項等、解約に伴って発生する違約金などを確認すると良いでしょう。
③解約の手続き
解約日が決まったら、管理会社(大家さん)に連絡をし、解約の手続きをとりましょう。
契約書に記載されている予告日などをチェックして、家賃の支払いが無駄にならないようにすると良いでしょう。
家賃の支払い方として、銀行の自動送金サービスを利用している場合、停止の手続きをすることも必要ですね。
④ごみの処分の計画
次に、ごみの処分の計画をはじめます。
名古屋市の場合、粗大ごみや新聞雑誌などの回収は月に一度になります。
このタイミングを逃すと、翌月まで回収がありません。
ごみの処理については、しっかりと計画を立てる必要があります。
また、新居へ持っていく物もしくは持っていかない物を選別し、持っていかない物については、計画的に整理をして処分をする必要があります。
リサイクルショップなどを利用して、不要になった家具等を売りに出すというのも一つです。
⑤引越し業者の手配
ごみの処理を始めると同時に、引越し業者の手配をします。
ごみの処理次第では大幅に引越し時の荷物が減るケースもあります。
また、繁忙期の引越しの手配は混み合っていて、とても大変です。
予定通りの日程の確保をするために、早めの対応が必要になります。
⑥荷造りをする
引越し業者の手配が完了したら、荷造りをしましょう。
洋服などは衣装ケースのまま運ぶと楽です。
シーズンオフの洋服は早めに整理をして、梱包しましょう。
食器は、日頃使う最小限の物だけを残し、他は早めに片づけていきましょう。
転居先で食器の洗い直しするのも大変なので、クッキングペーパーや綺麗な紙で食器を包み梱包すると良いと思います。
書籍なども早めに荷造りできますね。
不要なものはブックオフなどの買取業者や、フリマアプリなどで売ることもできます。
冷蔵庫の中身は、計画的に食べるようにして、残さないようにしましょう。
特に調味料などの処理も気を付けてくださいね。
⑦電気、ガス等の解約の申し込み
引越し日が確定したら、電気、ガス、水道、インターネットの解約の申し込みをしましょう。
ガスの停止などは立ち合いが必要になる場合もあります。
あらかじめ日程を調整しましょう。
また郵便局で郵便物の転居の手続きをしましょう。
手続きに少し時間がかかる場合がありますので、余裕をもって計画的に行いましょう。
そして、賃貸マンションの場合、ほとんどの方は保険に加入していると思いますので、保険会社の解約手続きをとりましょう。
賃貸マンションの解約の際に準備をするポイント
急な引越しの場合、あらかじめ準備ができないので、大変なことも多いですよね。
そのような場合でも困らないように、前もって何をしたらいいかをピックアップしておくと良いと思います。