フェアトレードコーヒーで小さな一歩を
2019.2.15
最近よく耳にする、「フェアトレード」という言葉。
フェアトレード商品のチョコレートやコーヒーなど、時折スーパーで見かける事があります。
この「フェアトレード」とは、途上国で作られたものを正当な値段で売り買いすることによって、生産者が人間らしい暮らしを実現することを目指す取り組みです。
フェアトレードのコンセプト
私たちが日本で購入している商品の多くは、海外で作られたものが多く、途上国からの輸入に頼っている商品が多くあるのが現状です。
途上国では、今もなお、十分に生活することが出来ない賃金で働き、貧困に苦しんでいる人々がたくさんいます。
途上国と先進国との間の取引をフェアにし、お互いを支え合おうというのが、フェアトレードのコンセプトのようですね。
フェアトレードコーヒーで小さな一歩を
弊社もこの取り組みに共感し、オフィスのカフェコーナーでは、一部フェアトレードコーヒーを利用しています。
それは、企業として世界の現状に対して意識を持ち、社員一人一人が小さな一歩として取り組むという姿勢を持ちたいからです。
たとえ大きな一歩ではなくとも、一人一人が小さな一歩を踏み出すことが、未来へつながると信じています。
世界には、毎日の食事も満足にできず、小さい頃から働き、学校に行くことさえできない人々がたくさんいます。
日本で生まれ育ち、日本で生活している私たちは、多かれ少なかれ苦労はあっても、日常でそのような話を聞くことはほとんんどないでしょう。
「地球は広くて大きい」と言われていた時代から今、交通の便は劇的に発達し、世界中が時間的にも距離的にも近く感じられるようになりました。
それにも関わらず、世界では多くの人々が貧困に苦しみ、毎日多くの命が失われています。
そのような現実を私たち一人一人が意識すること、そしてたとえ小さな一歩だとしても、未来につながる一歩として、できることを少しずつ行なっていくことが大切だと思います。
最近は学校や塾でも習うのでしょうか、小学生の息子にも「フェアトレード商品を買ってほしい」と言われます。
子どもから大人まで、日常でささやかな意識をすることが大切ですね。